設立の経緯



■法人設立の経緯と経過

 緑の多い閑静な農家地帯であったが、昭和46年に岡山市に編入合併してから、住宅団地や企業進出が目立ち、家庭の主婦の多くが外に出て働くようになる。そのため、保育に欠ける乳幼児が増え対策が強く望まれていた。丁度昭和48年4月に長年公立保育園園長として勤務の経験を持つ長尾竹与が岡山市の定年を迎えており退職後は児童福祉の心を大切にし、働くお母さん達が安心して預けられる保育所づくりを計画、地域の有志に相談し、この地域への実現に向けて、用地と園舎の建設資金の総べてを寄付させて頂くことを約束し、県・市の指導を受け、社会福祉法人白ゆり会設立と白ゆり保育園の建設を急ぎ、その年の12月より認可保育所として開園した。


花当時環境は申し分のない南も東も広々と見渡せて日当たりもよく安全な場所で順調な滑り出しであった。しかし地域開発と共に入園希望者が増え、4年目の昭和51年7月より姉妹園平津保育園を建設した。その後白ゆり保育園10周年を迎える頃には朝夕の送迎に車が多くなり交通整理も大変だった。


又、子ども達は歩く事が少なくなり、足腰が弱く体力低下が目立って来た。そこで健康づくりのため、年間を通しての運動遊びを取り入れた。(なわとび、鉄棒、ボール、竹馬、自転車、一輪車など)
  平成元年頃から園児の車での送迎が難しくなった白ゆり保育園では、県道より僅か入った所で出入りが容易に出来、駐車が出来る所へ第二運動場を購入し分室を建て、朝夕の登校園をする事にした。
  平成9年4月より平津保育園が20年以上経過し建替新築移転を機に名称を第二白ゆり保育園と変更した。
  丁度本年は児童福祉法制定50周年に当たり、両園の更なる結束、保育内容の充実をめざし一人ひとりの子どもを大切に心身共に調和的発達を促し「やさしさの心」即ち感性豊かな人間性を育てることを基本理念として安全とぬくもりのある保育を行いたい。






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